移動する局を複数開局できるか?

移動する局を国内で複数開局できるような、できないような、お話がwebページで散見されます。移動する局であっても地方総合通信局の管轄エリアをまたいで開局すると、異なるコールサインが発給されるはずです。複数コールサインを持つことで運用上便利な点もあります。

そこで、移動する局をエリアを跨いで複数開局できるかについて検討ます。現在、私はAエリア総合通信局管内で移動する局を開局していますが、この局を維持しつつ、Bエリア総合通信局管内で移動する局を開局することを想定しています。AエリアとBエリアを所管する総合通信局にお問い合わせしましたのでその結果の概要です。

問い合わせ概要

現在Aエリア総合通信局管内で移動する局を開局しているが、異なるBエリア総合通信局管内の〇〇町に定期的に訪れる予定がある。そこで、無線機を毎回持っていくのが大変なのでAエリアで利用している無線機とは別の無線機を〇〇町に常置場所として設置するので移動する局を新たにBエリアで開局したいが如何か?

 

最初にBエリア総合通信局の回答の概要は以下の通り。

Bエリア〇〇町に無線機を置いておき、それらも現在のAエリアを常置場所とする移動局の無線機として登録しておけばBエリアでも運用可能ではないか。

やはり、すでに移動する局を開局しているので、複数開局して欲しくないというのがBエリア総合通信局の考えのようです。

 

次にAエリア総合通信局の回答の概要は以下の通り。

Aエリア総合通信局では申請する常置場所で管理できるのであれば、他エリアで移動局を開局していてもAエリアを常置場所とした移動局を開局できます。

ただし、常置場所が無線従事者の住所と異なる場合は、そこで管理(無線局?or無線機?)できることが必要なので、それを示す書類として常置場所所有者の開設同意書などの書類の提出が必要であるとのことでした。

 

まとめ

結果として、地方総合通信局ごとに複数の移動する局開設に関して見解が異なるようですが、私の現在の常置場所を管轄するA総合通信局では複数移動局の設置を認めておりました。

私が考えるに、基本的に「常置場所」は申請者以外の人が「ここにしなさい」と決定するものではないと思います。申請者が「ここで管理できる」と判断しそれが客観的な書類で示すことができれば「常置場所」をどこに設定するかは申請者の自由だと思います。

また、「常置場所」の定義がはっきりすればもう少しわかりやすくなるのですが。法的に「常置場所」の定義ってあるのですかね?わかる方がいらしたら教えてください。

Mar 27, 2018

 

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