QSLってなんだ。

最近、音声通話(Phone)での無線交信中に、相互のコールサイン、運用地、シグナルレポートを確認し合えたことの意味として「QSLです」と言っているのを耳にすることがあります。。。

なんか、違和感がありましたので少し考えて見たいと思います。

まず、「QSL」という語について事実確認してみました。私が知っている動かしがたい事実は以下の2つ。

  • 無線運用規則の無線電信通信の略符号(第13条関係)によると、QSLの意義は、問符(?)が付いた場合、すなわち「QSL?(問い)」では「そちらは,受信証を送ることができますか。」であり、問符の無い場合「QSL(答え又は通知)」は「こちらは,受信証を送ります。」となる。
  • 「QSLカード」は交信をした事の証明として交付されている。

以上の事から、
「QSL」という略符号は、本来、電話(Phone)ではなく電信(CW)によって使われる略語です。
「QSLカード」は電信の略符号に由来した言葉で、正に、「交信証」を「カード」にしたものであり本来の意味を継承している言い方だと思います。

しかし、音声通話(Phone)での「QSLです!」は、受信証の授受に関する意味を含まないため、本来の意味から逸脱した使い方だと思います。単に「確認しました」または,それっぽい言葉では「コピー(Copy)です」が良いと思います。電信略語でも「CPI」または「CPY」として使われていますし、何と言っても、無線規則の意味を歪曲しなくて済むという大きなメリットが有ります。

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